東谷山のシデコブシ
◼️2017年4月5日(水)晴れ
東谷山 南登路周辺
みろくの森のある春日井東部丘陵の、庄内川を挟んだ対岸に、名古屋市唯一の山岳、東谷山が存在する。麓ギリギリまで志段味地区の開発の手が迫っているのだが、山域内には比較的森林が残っている。
みろくの森からそう遠くはないこの地にも、東海の希少種のマスコット的な存在であるこの種が生育している。
まずは県道沿いで発見。
1箇所に数株が見られるだけ。
植生遷移は進行気味であり、競合種が多数。
花被片は10枚以上。
シデコブシ Magnolia stellata
続いて、南登山道。
こちらは小川沿いの生育地。
周囲には水が流れており、比較的他の植物が侵入しずらい。
すれ違ったベテランの方が言うには、今年は花が少ないとのこと。確かに、本種と思しき株は多く見られるものの、花の咲いている株は少なかった。