きたおわり自由研究

都市に生きる生物たち

小牧のモモ畑

◼️2017年4月15日(土)晴れ 小牧市 上末地区 春日井市桃山町のあたりを通ると、この時期、桃色の花を咲かせた樹木の栽培地を、所々で目にする。桃山……そうか、モモか! 桃山、モモ畑、、、桃花台。なるほど、桃山から桃花台のあたりにかけて、モモ栽培が比較的…

クスノキの紅葉

◼️2017年4月15日(土)晴れ 春日井市 小牧市 常緑樹も、いつかは落葉する。 落葉樹との違いは、冬季の間も葉をつけていられる点であり、一生涯つけておくわけにはいかないらしい。したがって、古くなった葉が落ちて、新葉が出てくる、というサイクルは変わらな…

大草のマメナシ②

◼️2017年4月11日(火)雨 小牧大草 太良上池 後継者のいなくなった農耕地や、ただただ草木が生えてるだけの土地は、現代社会の人間にとって、何の役にも立たない。そのような土地は、工業団地か住宅街に変えて、より高度な社会を築くべきだ。 我々人間は、日本…

東谷山のシデコブシ

◼️2017年4月5日(水)晴れ 東谷山 南登路周辺 みろくの森のある春日井東部丘陵の、庄内川を挟んだ対岸に、名古屋市唯一の山岳、東谷山が存在する。麓ギリギリまで志段味地区の開発の手が迫っているのだが、山域内には比較的森林が残っている。 みろくの森から…

小牧山のコブシ

◼️2017年4月5日(水)晴れ 小牧山 庭園地 どこかに咲いていないかと、ずっと探していたが、ようやく見つけた。 モクレン系の白色花。 花の基部に、小型の葉が1枚展葉。 花被片は6枚に見える。 モクレン科モクレン属 コブシ Magnolia praecocissima

小牧山の照葉樹林②

◼️2017年4月5日(水)晴れ 小牧山 小牧山の斜面にはいくつもの登頂ルートが作られており、植物観察に向いている。標識も各所に設置されているので、迷う心配もない。 林内の低木層には、比較的多様な植物が見られる。 神事に用いる、 モッコク科サカキ属 サカ…

小牧山の照葉樹林①

◼️2017年3月29日(水)晴れ 小牧山 尾張平野に孤峰が存在する。 16世紀の尾張の支配者・織田信長が城を築いた事により、現代では史跡となり、名古屋大都市圏にありながら開発から免れた。 結果、自然植生を目にすることができる。 樹冠形成種として、主に優占…

名駅のハナノキ

◼️2017年4月4日(火)晴れ 名駅 モード学園ビル付近 展葉前開花タイプのラッシュが続いている。 世の花と較べればたいへん地味で、おそらくここを通る何千何万の人達のほとんどに、見向きもされない。 植物の世界を広く見渡せば、一般的な「花」のイメージとか…

桜通のシデコブシ

◼️2017年4月3日(月)晴れ 桜通 久屋大通駅付近 街路樹系モクレン科で、白色の花を展葉前に咲かせる種は、コブシとハクモクレン。また、ピンク色のイメージが強いシデコブシも、場合によっては白色系の花を咲かせるらしい。 通りすがった刹那、コブシだろうと…

東部丘陵のアセビ

◼️2017年4月1日(土)曇り 春日井市 みろくの森 人の背の高さにおさまり、観察には最も不自由のない樹木である、低木類。ツバキ類、スイカズラ類、ツツジ類あたりが、その代表格と言えよう。 この日、目についた種。 けして派手ではないが、特徴的。株数も多く…

みろくの森のシデコブシ②

◼️2017年4月1日(土)曇り 春日井市 みろくの森 咲き始めた。 これは谷底にある個体。開ききるまでにはもう少しかかりそうだ。 斜面上に生育している個体が見頃を迎えている。 モクレン科モクレン属 シデコブシ Magnolia tomentosa

大草のマメナシ

◼️2017年3月31日(金)曇り 小牧市大草 太良上池畔 寒い。 このあたり一帯が「大草の自生地」にあたるらしいのだが、とにかくまったく花が咲いていない。シデコブシ同様、若干早かったようだ。 マメナシはたいへん希少な種であり、この大草の自生地は愛知県の…

みろくの森のシデコブシ

◼️2017年3月26日(日)雨 みろくの森 今年の冬は寒い。 他の観察者の方に聞くと、例年だといまごろは満開とのこと。 しかし全く咲いていない。 株数はそこそこみられるものの、 開花には、いますこし日数がかかりそう。 斜面の、日当りの良さそうなあたりにて…

希少種シンポジウム聴講

2017年3月25日(土)晴れ なごや生物多様性センター主催 希少種シンポジウム2017 『レッドリストのひみつ!』 名古屋工業大学 聴講レポート ※ これはあくまで自分の理解度を整理したものです ◼️「レッドリストってなんだろうか?」 芹沢俊介先生(愛知教育大学…

押切のハクモクレン

◼️2017年3月22日(水)晴れ 押切第2公園 3月下旬、葉の展開前に先駆けて、掌サイズの白い花を咲かすモクレン類。 3月〜4月は、多くの生物が活動を劇的に変化させる時期であるが、彼らはその先鋒部隊にあたる。 モクレン属の中にも様々あり、葉の展開前に白色の…

尾張一宮PAの生垣

◼️2017年3月20日(月)晴れ 尾張一宮PA下り 一般道側入口 よく目にする感じの生垣。 常緑の小高木。 葉は全縁で、槍型。 そして、よくみると、3個ずつ輪生している。 キョウチクトウ科 キョウチクトウ Nerium indicum インド原産で、江戸時代に渡来してきたら…